Instagramビジネスアカウント 取得方法|面倒だけど頑張ろう!|2023-07-31

blog eyecatch

Instagramビジネスアカウント。
Instagram Graph API を使って、埋め込みなどを行う場合に必須になります。
手順通りにやっていけば必ず取得できますが、なかなか骨が折れる作業になりました。
備忘録をかねて、2023-07-29日現在の情報を書いてみます。
いろいろなサイトで案内が出てますが、日々管理画面も更新されていくようで、情報収集も骨が折れました・・・。
では余計なことは書かずに早速始めてみます。
長い案内ですがファイトです!未来の自分も!
公式の説明ページがこちらにあります。
□Instagramでビジネスアカウントを設定する


【概要】
「Instagram Graph API」を使ってインスタの写真の情報を取得するために、必要な情報を取得します。
・以下の手順で取得する【3つ目のアクセストークン】
・【InstagramビジネスアカウントID】
この2つを入手する手順です。(これ以外は全てこの2つの情報を取得するための作業の流れになります。)
目的は・・・・【InstagramビジネスアカウントID】と【3つ目のアクセストークン】の取得です。

□実際の出力例
【InstagramビジネスアカウントID】数字で17桁になります。
*****************
【3つ目のアクセストークン】 英数字の文字列で156字ありました。(*で伏字にしていますが、そこも英数字の文字列です。)
EAA**********OzXKjA1Reh**********w6cjPKoGbj**********uUlpa01f7v**********GwS1ZAZCZA**********bvBrna6Gan**********oehmOcOh1x**********Oguue3ZAI2**********nB9mVXG44m**********b8yRQXP7PI**********o09ZBsorNlqIv


【手順A】【1つ目のアクセストークン】の取得
「埋め込み許可証」となる【1つ目のアクセストークン】を取得します。今回を含めてアクセストークンは合計3個取得します。
※作業全般で文字列を繰り返し使います。
メモ帳など活用してコピペしつつ保存・利用してください。

1)FACEBOOK管理者ページ内の「グラフAPIエクスプローラ」にアクセスします。
  https://developers.facebook.com/tools/explorer/

==========補足==========
以下の方法でもたどり着けます。
FACEBOOK管理者ページ→上部メニュー「マイアプリ」→「ツール」→「グラフAPIエクスプローラ」
==========補足おわり==========

2)右側の項目の「Metaアプリ」が該当する操作したいアプリの名称になっているか確認します。
  なっていなければ、右側の「▼」をクリックすると、これまで作成したアプリ一覧が出てきます。
  該当のアプリを選べばセレクトできます。
  ※はじめて作成する場合、一つしかないので選択しなくても該当のアプリが入っています。
3)「トークンを取得」の選択より「ユーザーアクセストークン」を選択します。
4)Facebookでログインのウィンドウが表示される場合は、表示されているFacebookアカウントでログインしましょう。でなければそのまま進みます。
5)ユーザートークンの下に「アクセス許可」と表示されています。
  最初は何もありません。ここに9個オプション項目を追加します。
  方法はテキストのコピペが楽です。

==========貼り付け追加作業==========
下記のオプション項目をひとつづつテキスト部分だけをコピーします。
ペースト先は「許可の追加」のグレー文字のところです。
貼り付けてエンターを押すと、同じ文字列が下に表示されます。
表示された文字列をクリック。
クリックすると緑の文字で項目が追加されていきます。

・business_management  ※種別は「Events Groups Pages」
・pages_show_list  ※種別は「Events Groups Pages」
・pages_manage_ads  ※種別は「Events Groups Pages」
・pages_manage_metadata  ※種別は「Events Groups Pages」
・pages_read_engagement  ※種別は「Events Groups Pages」
・pages_read_user_content  ※種別は「Events Groups Pages」
・instagram_basic  ※種別は「Other」
・instagram_manage_insights  ※種別は「Other」
・instagram_manage_comments  ※種別は「Other」
※くどめの注釈
 文字列冒頭の「・」マークと※印以降は参考情報なのでコピペに含みません。 business_management などの部分だけをつまんでペーストすると下に文字列が出てきます。 それをクリックすると追加されていきます。9個繰り返します。

6)合計9個の項目(オプション)を選択した状態で、一番上にある英語のボタン「generate access token」を押します。
7)FACEBOOKログインで再認証画面が出てきたら認証を開始します。

・認証を求められているアカウントでアプリを作成しているはずなので、アカウントが複数ある方は迷わずにそのままのアカウントで「○○○さんとして続行」をクリックします。
・ビジネス選択画面 → 任意です。選択してください。右下「続行」をクリックして次の画面に行きます。
・アクセス選択画面 → 任意です。選択してください。右下「続行」をクリックして次の画面に行きます。
・「アプリ名」がアクセスするInstagramアカウントを選択 の画面 → 任意です。選択してください。右下「続行」をクリックして次の画面に行きます。
・設定内容の確認画面がでます。右下「続行」をクリックして次の画面に行きます。
・リンク確認画面が出ます。右下「OK」をクリックします。これで再認証とビジネス・アクセス・インスタ設定の再認証が完了となります。

8)【1つ目のアクセストークン】が出力されます。
  右の「アクセストークン」直下に出ている英数字の羅列が【1つ目のアクセストークン】です。
  コピーしてメモ帳などに貼り付け(保管)してください。
□実際の出力例
【1つ目のアクセストークン】英数字の文字列で193字ありました。(*で伏字にしていますが、そこも英数字の文字列です。)
EAA**********OZCZCgMLCV**********Ipne1tk8ts**********Y7bTPXra2F**********DZB5vZBgSI**********jtoE1t845L**********BAyDMGkTZA**********ZAQ4sjuC2C**********YKFJP17pA2**********Q37m9B3Uin**********O3q0K858Lj**********55KPM9yqBF**********wk901wZDZD
==================================================
【手順B】【2つ目のアクセストークン】2個目のアクセストークンの取得に進みます。
1)取得のために必要な「アプリID」と「app secret」を確認します。
・ 「マイアプリページ」にアクセス
  https://developers.facebook.com/apps/?show_reminder=true
 (ページ上部のマイアプリをクリックしてもいけます)
・該当アプリの名称部分をクリック
・アプリのページに入ったら、右側メニューの「設定」をクリック。
・「設定」メニュー下にサブメニューが表示されたら「ベーシック」をクリック。
・アプリの情報掲載のページにたどり着きます。
・ページ内に「アプリID」が表示されているのでコピーしておきます。
・ページ内の「app secret」は伏字になっています。
 右側の「表示」をクリックすると、FACEBOOKの再認証画面が出てきます。
 パスワードを入力して「送信」ボタンをクリックして再認証します。
 「app secret」が表示されます。コピーしておきます。

□実際の出力例
【アプリID】数字で15桁になります。
***************
【app secret】英数字の文字列で32字ありました。(*で伏字にしていますが、そこも英数字の文字列です。)
e6***576***8e9***3ea***bc8***caa

2)出力用ブラウザURLを作成します。
下の雛形を利用して、【2つ目のアクセストークン】出力用のブラウザURLを作ります。

□雛形:【2つ目のアクセストークン】出力用のブラウザURL

https://graph.facebook.com/v7.0/oauth/access_token?grant_type=fb_exchange_token&client_id=【アプリIDが入る場所】&client_secret=【app secretが入る場所】&fb_exchange_token=【1個目のアクセストークンが入る場所】
□置き換えの実例 (伏字*のところにそれぞれ出力された文字列を入れてください。)
https://graph.facebook.com/v7.0/oauth/access_token?grant_type=fb_exchange_token&client_id=***************&client_secret=***************&fb_exchange_token=***************

3)このURL=文字列をブラウザのURL欄に直接貼り付けます。
4)ブラウザ内に表示された文字列を保管します。(メモ帳などにコピペ)

□ブラウザ画面に出力された文字列の実例
{“access_token”:”154字の英数文字列”,”token_type”:”bearer”,”expires_in”:5182844}

この中の長い文字列のところが2個目のアクセストークンです。抜き出します。この場合、以下の部分です。
□実際の出力例
【2つ目のアクセストークン】154字

**********154字の英数文字列**********
==================================================
【手順C】 【3つ目のアクセストークン】取得
1)【2つ目のアクセストークン】を使用して、まず[name]と[id]を取得します。
   以下の雛形を活用して[name]と[id]出力用URLを作ります。
  先ほど出力した【2つ目のアクセストークン】へ置き換えます。

□雛形:[name]と[id]出力用URL
https://graph.facebook.com/v7.0/me?access_token=**********154字の英数文字列**********

□置き換えの実例
https://graph.facebook.com/v7.0/me?access_token=**********154字の英数文字列**********

2)このURL=文字列をブラウザのURL欄に貼り付けます。
3)ブラウザ内に表示された文字列を保管します。(メモ帳などにコピペ)

□ブラウザ画面に出力された文字列の実例
{
“name”: “*******************”,
“id”: “*****************”
}

この[id]部分を【3つ目のアクセストークン】取得に使用します。

4)【3つ目のアクセストークン】出力用ブラウザURLを作ります。
idと【2つ目のアクセストークン】を使用します。

□雛形:【3つ目のアクセストークン】出力用ブラウザURL
https://graph.facebook.com/v7.0/【いま取得したidが入る場所】/accounts?access_token=【2つ目のアクセストークンが入る場所】

□置き換えの実例
https://graph.facebook.com/v7.0/10230768803186528/accounts?access_token=**********154字の英数文字列**********

5)このURL=文字列をブラウザのURL欄に貼り付けます。
6)ブラウザ内に文字列が表示されます。

□ブラウザ画面に出力された文字列の実例
{
“data”: [
{
“access_token”: “**********158字の英数文字列**********”,
“category”: “******************************”,
“category_list”: [
{
“id”: “****”,
“name”: “************************************”
}
],
“name”: “*************”,
“id”: “***************”,
“tasks”: [
“ANALYZE”,
“ADVERTISE”,
“MESSAGING”,
“MODERATE”,
“CREATE_CONTENT”,
“MANAGE”
]
},
{
“access_token”: “**********162字の英数文字列**********”,
“category”: “************************************”,
“category_list”: [
{
“id”: “****”,
“name”: “************************************”
},
{
“id”: “****************”,
“name”: “******************************************************************”
}
],
“name”: “***************”,
“id”: “****************”,
“tasks”: [
“ADVERTISE”,
“ANALYZE”,
“CREATE_CONTENT”,
“MESSAGING”,
“MODERATE”,
“MANAGE”
]
},
{
“access_token”: “**********157字の英数文字列**********”,
“category”: “\u66f2”,
“category_list”: [
{
“id”: “****”,
“name”: “******”
}
],
“name”: “************************************”,
“id”: “****************,
“tasks”: [
“ADVERTISE”,
“ANALYZE”,
“CREATE_CONTENT”,
“MESSAGING”,
“MODERATE”,
“MANAGE”
]
}
],
“paging”: {
“cursors”: {
“before”: “***************************************************************************************************************************”,
“after”: “***************************************************************************************************************************”
}
}
}

表示された文字列を保管します。(メモ帳などにコピペ)
画面内に【3つ目のアクセストークン】が表示されています。
【3つ目のアクセストークン】は「name:」のところにInstagramと連携させた自分のFacebookページの「名称」が入っている段です。名称が入っている方を、【3つ目のアクセストークン】としてコピーしましょう。

□実際の出力例
【3つ目のアクセストークン】**********156字の英数文字列**********

==================================================
【手順D】アクセストークンに間違いがないかどうか確認をします。
1)アクセストークンデバッカーのページにアクセスします。
  https://developers.facebook.com/tools/debug/accesstoken/
=====
 もしくは・・・
 Facebook開発者ページ上部メニューから「ツール」→「アクセストークンデバッガー」を選択します。
 Facebook開発者ページ内 マイアプリのページ
 https://developers.facebook.com/apps/?show_reminder=true
=====
2)入力欄に【3つ目のアクセストークン】を入力。
3)「デバッグ」ボタンを押す。

正常な場合、以下2つを確認しましょう。
・「有効期限」の欄が「受け取らない」になっているかどうか。
・「スコープ」の欄に前半の「アクセス許可を選択」でチェックした9つのオプション項目が入っているかどうか。

ここまでの流れで問題がなければ正常に出力できています。

□資料
9個のアクセス許可オプション
・business_management
・pages_show_list
・pages_manage_ads
・pages_manage_metadata
・pages_read_engagement
・pages_read_user_content
・instagram_basic
・instagram_manage_insights
・instagram_manage_comments
やり直しとなる場合がありますので注意が必要です。

==================================================
【手順E】【InstagramビジネスアカウントID】を取得
1)FACEBOOK管理者ページのグラフAPIエクスプローラにアクセスします。
https://developers.facebook.com/tools/explorer/

2)テキスト貼り付け
 画面上部にある入力フィールドに以下のテキストを貼り付けます。
 [GET▼]→/[v17.0▼]/ の右側の入力欄の事です。

 me?fields=instagram_business_account

3)アクセストークン入力欄に【3つ目のアクセストークン】を入力します。4)送信ボタンを押す
5)画面下部にある「コードを取得」をクリックすると画面内のコードがコピーされますので、メモ帳などに貼り付けます。
以下はコード取得の実例です。
今回必要なのは【InstagramビジネスアカウントID】と【3つ目のアクセストークン】です。
出力された文字列の中にIDがあります。

{
“instagram_business_account”: {
“id”: “*****************”
},
“id”: “***************”
}

これで目的だった【InstagramビジネスアカウントID】と【3つ目のアクセストークン】の取得ができました。
お疲れ様です。

□実際の出力例 まとめ
【InstagramビジネスアカウントID】***************** 17桁の数字
17841438875749138
【3つ目のアクセストークン】**********156字の英数文字列**********

【このあと・・・・】
「Instagram Graph API」を使ってインスタの写真の情報を取得していきます。

まずはここまでですね。
お疲れ様でした。

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