03-Family|家族 KIDS TOPICS

うれしいこと。|2021-11-18

うれしいことがありました。(なにか賞を取ったとかそういう話ではありません)

「だって誰にも負けたくないじゃん」
このセリフ、いつ彼が言ったか、というと、私のこんな質問への答えでした。
「ラックプレイ、オーバー、しっかり綺麗に入れてるね。すごいね。」
「負けたくない!」という気持ちを言葉にしたのはきっと何事においても初めての出来事。
態度とか拗ねたりとかはあったかもしれませんが。
タックルに入るより、ラックに入る方が実際難しいという感覚があります。(反則になっちゃたり気を付けるとか)
ラックはラグビーという陣取り合戦では、ラックプレイは自分たちがボールを保持したまま陣地を前に広げていくために、とても大切なプレイ。

ともかくうれしかった!
彼の従兄弟が華やかに花園へ出場した事が、恐らく彼の「ラグビーやってみたいなぁ」という軌跡の始まりでしたが、ここでターニングポイントを迎えらのだと思います。(もう一つはワールドカップの生観戦ですね)
さて!通りがかりのプロカメラマン!が写真を撮影してくれました。
実は何枚も頂いたのですが、本人が一番気に入った写真はコレ、ということで紹介します。ありがとうございます。感謝しかありません。以上です!

ありがとうございます。
感謝しかありません。
以上です!


としたいところですが、ラグビーってわかりにくいですよね。
なので、細かい解説をしていこうと思います。
この後はほぼほぼ読まなくてもいいと思います(笑)


ラグビーって陣取り合戦です。
陣取り合戦で守っている側は、タックルしないと始まらない。
でもタックルしてもボールが奪えないと攻撃に移れない。
そんな競技です。

攻めている側は、タックルされてもマイボールのままなら何度もアタックできる。だから陣地取りが進む。
そんな競技です。

そして、ラグビーは如何に反則をせずに試合を進めるか、が勝敗の分かれ目になります。
何故なら、試合途中に見るスクラムって、必ず反則があって、その場所で試合再開しているスポーツだからです。
試合が途切れるときには反則か、フィールドからボールが出てしまう「タッチ」か、得点が入った時しかありません。

【タックル、ラック、奪い合い、オフサイド、反則などなど】
ラグビーではボールを持った選手をタックルで倒して良いことになっています。
倒れても、そこに2名だけの状態なら、立ち上がってまたボールを持って走り出しても構いません。まだラックが成立していませんので。

ですが、倒れた選手は一度、ボールを手放さなければなりません。
例えば味方側にボールを置くワンプレイの動作が認められています。
この時に、自分よりも前の地面にボールをつければ、前に落としたことになり、これは「ノッコン」という反則プレイになります。
なので、タックルされたら、「ダウンボール」といって、できるだけマイボールのまま次のプレイが再開できるように自分よりも後ろにボールを置くことになります。
(もしくはパスしてもいいんですがラックの説明をしたいので、ここではボールを自陣側に置くながれで説明します。)

■「ノットロールアウェイ」 反則について
タックルをした選手がすぐにその場から離れなかったプレー

タックルした選手は相手がグランドについた時点で、タックルを外さなければなりません。手を離さないと、反則になります。
※ボールを持っている選手が膝だけついている状態でも倒れているのと同じ扱いです。選手から手を離す必要があります。もちろんボールを持っている選手もワンプレイ後にはプレイできません。

さて、綺麗にタックルが決まると、結果、二人がグランドに倒れた状態になります。

そこに、両陣営の選手たちがなだれ込みます。
ここにもルールがあって、3人目の選手がこのプレイに参加した時点で「ラック」が成立します。
審判は「ラック」と成立したことを宣言します。
これ以降、ラックの中央に見えないオフサイドラインができあがり、これを超えてプレイに参加することはできません。
 (※立ったままの集団プレイはモール・モールも宣言されます。しばらく膠着状態になると持ち込んだ逆のチームのボールでスクラムから再開です。このモールが崩れてラックになる場合も多々ありますので、必ずしもタックルからラックが始まるわけではありません。この場合も審判が「ラック」を宣言します。)

■「オフサイド」 反則
ラックの後方ではなく、横から入るプレー
必ずラックの後ろからラックに入り、横から入っても駄目です。
■オフサイドラインはどこにあるか。決まり事。
タックルで倒れた選手の体の最も敵陣側のポイントにオフサイドラインができます。
これを超えるには、後ろから入って、真っすぐ押し切る必要があります。
押した結果、倒れずにプレイヤーが移動できれば、相手から足を使って自陣側にボールを移動させて奪える場合もあります。とにかく、押せ、ってことですね。これも、ラックに上に「倒れている」体制ではだめです。難しい・・・・。

■「ハンド」 反則です。
ラックの中にあるボールをに対し手を使うプレー
さらに、ラックでは手を使ったプレイはできません。反則になります。
ラックからボールを出す自陣側の後ろからのプレイは問題ありません。横から見えているボールを取り出すのは反則です。

足を使うプレイは問題ありません。
混とんとしている中でプレイするので、「足癖」が悪い選手がいると、急にラックからボールが飛び出してくることもあります。自分たちに有利な場合はいいのですが、大体の場合、マイボールを維持できない下手くそなプレイになりますね。
足癖良く、ラックの自陣の最後尾にボールを運べれば、相手ボールになりにくいと言えます。ラックから飛び出したボールを手で拾うのは問題ありません。
子供の試合にありがちな話だと思いますが、ラックの中のボールを拾っているのか、ラックから飛び出したボールを拾っているのか、でハンドの反則なのか、全然アリなのか、みたいなポイントはありますね。高校生以上の試合でラックから急にボールが飛び出る様子を個人的には見ることはないというか見ないですね。こればっかりは周りの状況が見えているかどうかの違いなんだと思います。子供たちにはなかなかハードルが高い様子です・・・・。わかっている子はわかっているんですけどね。

話を戻します。
ラック形成の際に3人目が突入していく、4人目が突入していく、だんだん人が増える、という事になりますが、
このラックに突入して自陣側から相手側へ押し込んでいくプレイを「オーバー」と呼びます。倒れている選手のジャージをしっかり掴む方法やジャッカルに先に入られた相手の手を切りに行くとか、ちょうど同じタイミングで当たりあうとか、入るタイミングがどちらが早いか同じか遅いかで所作が変わります。
細かいことはさておき、タックルプレイ→ラックの形成というプレイの流れになります。(もちろん、それ以外の試合の流れもあるので、ラックプレイに入っていく1例です。)

■ジャッカル 守備側がボールを奪いに行くプレイ
守備側の選手が自分は倒れていない姿勢ならタックルされた選手の持っているボールを(地面に立ったまま)手を伸ばして奪うのは構いません。これはハンドでも何でもありません。(もしまだ二人きりでラックになっていないなら相手をまたいで拾ってダッシュです!)
先ほど、ラック内で手を使ってはいけない、と書きましたが、タックルされた選手がボールを手放していない時点ではボールはグランドに落ちていません。可能です。

「ジャッカル」と言われるこのプレイは、
1.ボールを奪う「ジャッカル」
アタックした選手がタックルされて倒された後に、ディフェンスの選手が倒れたアタック側の選手のボールを奪うプレーのこと。
これにてディフェンス側の選手がボールを獲得し、攻守が入れ替わる。
2.反則を獲得する「ジャッカル」
アタックしている選手がタックルされて倒された後に、ディフェンス側の選手が倒れた選手とボールに絡んで「ノットリリースザボール」の反則を獲得するプレーのこと。
タックルされて地面に倒れた選手は、ボールを手と腕からすぐに離さなければならない。
もし、タックル成立後にディフェンスの選手に絡まれてボールを離すことができなかった場合は、ノットリリースザボールの反則となる。

■オーバーザトップ 反則行為 ペナルティーです。 反則したチームは5メートルバック。相手ボールで試合再開。5メートルより下がっていない選手がプレイすると、再びペナルティー。(ノット5メーター)
 相手側に倒れ込んでボールが出るのを邪魔するプレー 危険なプレイと言われます。倒れこんじゃダメってことです。押しに行かないと。


このあたりのことをちゃんと頭に叩き込んでプレイする必要があるという事ですね。
知っている人はやったことある人、経験者でしょうね(笑)
プレイせずに理解しているファンの方、むしろ尊敬します。


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