息子のこと。
息子君。
ここのところ、晩御飯が食べられない。
お菓子の食べ過ぎだ。
毎日、晩御飯が食べられない。
ウソなんだがお腹が痛いという。
ま、本人には
「いや、食べる気がないなら晩御飯毎日要らない、でいいね。」
と聞く。
すると、少し食べる。
時代が違うのか。
自分の事は覚えていないが、
奪い合いだった記憶はある。
おなかがすいてすいて、
兄が油断すればなんでも食べていた。
弟としては必死だった気がする。
息子には競争相手がいない。
いつでも食べたいものが与えられる。
これがいけない。
昨日、バドミントンの練習があった。
お姉ちゃんが出かける直前に昼御飯を食べていて、
ひじきを食べている途中でおなかが痛いと言った。
状況からすると嘘ではない。
午前中の公園遊びで軽い熱中症にかかった様子に見える。
二人ともバックパックの用意をし、ラケットも用意をして、その間娘の様子を見つつ、
これは休ませた方が良いな、と感じたので、息子だけ連れて行くことにした。
お姉ちゃんがいかないことを知って、息子、ぎゃんなき。
「お姉ちゃんがいかないんなら僕も行かない!」
「僕もお腹痛い!」←あきらかにウソ。
ま、だだをこねる。
正直、どちらでもいいんです。
行きたくなければいかなくても。
この時に僕が感じたのは、
「一人じゃいかない」
「我儘を言えば通る」
という態度が問題だ、ということ。
いや。行かなくても全然かまわないんですよ。
甘えた環境で、母上がクラブを仕切っているので、家庭の事情から言うと、日曜日の子守が仕事でできない場合、おばあちゃんの母上に頼るしかないので、預かって貰っている、という理由で、
あづかって貰っている先がバドミントンの教室、というのが筋の通った考え方。
だから、ま、親が休みでいるわけだから、預けなくてもよいし、バドミントンもしなくてもいいんです。
「おねえちゃんと一緒じゃなきゃ僕もいかない!」
という話を飲み込んだ場合、どうなるか。
これから先もお姉ちゃんと一緒なのか?
我儘をいったら行かなくてもよくなった、という事例を作るのか?
それは困る。
ので、引きずってでも連れて行くことにした。
この後も、
車を取ってきたら、荷物を持たずに来て、
「お腹が痛いのは本当だからいかない!」と。
なるほど。
「じゃ、行って座ってて」
ついさっきアイスを食べたいと言っていたわけで。
ここから割愛するが、終わった後の感想を聞いてみた。
「いってよかった!たのしかった!お姉ちゃんいない方がちゃんと練習できる!」
帰ってきたら娘は宿題をしていた。
しばらくあのあと知らないうちに寝ていたらしい。
息子の様子を母上から聞くに、
「パパにやさしめに叱られた。怖くなる前に言うこと聞いてた」ということらしい。
なるほど。
ある程度親の顔色を見ながら育ってるのねww
いまから反抗期がおそろしいわ(笑)。
今日も晩御飯の戦いをするのかと思うとね(笑)
いや、ほんと。パパはね。要らないのなら食べんでもいいし、毎日なら作らんでもいいんだと思ってる。
それも君の人生なんだから。
但し。
好きにするのは自分で金を稼ぐようになってからにしてくれ。
今は保護下にいる以上、親の方針に従っていただく。