2007年04月22日20:05
えっと、掲出するタイミング逃しました・・・。
先日収録分の台本です。
おじいちゃん、おばあちゃんの世代に喜んでもらえると良いのですが・・・。

ではお楽しみください(~~)

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幸子・美佐江「ハッピーバースデー!!おばあちゃん!」
さえ「ああ、お越しなすったね。ありがとうねぇ。実の子も帰ってこんのに悪いねぇ・・・。」
幸子「何いってるのよぉ~おばあちゃん。いっつもお世話になってるじゃないの。孫みたいなもんなんだから。はい。大好きなカステラだよ!烏骨鶏の。」
さえ「ああ、ありがとうねぇ。これ食べたら長生きできるかねぇ~」
幸子「今日はね。お友達つれてきたの。ピアノの伴奏してくれるんだよ。美佐江ちゃん。」
さえ「美佐江さんですね。よろしくね」
美佐江「はじめまして」
さえ「折角だから皆で一緒に食べましょうかね。」
幸子「おばあちゃんたらね、お誕生日だからケーキを買ってくるねって言ったら、カステラがいいっていうんだよ。しかも烏骨鶏の卵のやつ指定。」
美佐江「ああ、じゃ、おばあちゃんのリクエストだったんだ」
さえ「そうねぇ。お誕生日にはいつもこれなんだよ。」
幸子「へぇ~。どうしてぇ?」
さえ「内緒内緒」
幸子「思い出とかあるんだ」
さえ「内緒内緒」
幸子「やっぱりあるんだ!」
さえ「かなわないねぇ。さっちゃんにはなんでもお見通しだね。」
美佐江「よかったら聞かせてください」
さえ「当時はなかなかカステラなんて高級品でね。誕生日だけだねぇ。一緒に食べたねぇ。」
美佐江「おじいちゃんですか?」
さえ「内緒内緒」
幸子「あ~!思い出した!こないだ聞いた美佐江のコイバナにかすってらー」
美佐江「な、なによ。」
幸子「くふふ!とっても、う、こっけいぃ~」
美佐江「馬鹿にしてる?の?」
幸子「だって、こないだ言ってたジャン。誕生日に彼氏と一緒にカステラ食べたって。だから買ってきてもらったんだし。」
美佐江「ま、あ、ね・・・。っていうか、アンタが言いたいだけジャン。かすってら~とか、う~こっけいぃ~とか。」
幸子「で、で、おばあちゃんの相手って、誰?おじいちゃん?むか~しの彼氏?」
さえ「思い出しちゃうねぇ~。」
美佐江「私も聞きたいですぅ」
さえ「そうねぇ。もうずいぶん古い話だからねぇ・・・。カステラの話。おじいちゃんとよく食べたの。カステラだけでも高級なのに、わざわざ烏骨鶏の卵で作ったカステラをお誕生日にってね。一緒に長生きしようねってねぇ。もう死んじゃったけど。おかげで私は長生きよ。」
美佐江「烏骨鶏は、霊鳥で、不老不死の食材なんですよね。えっと・・・」
さえ「あーら。詳しいのね。烏骨鶏。」
美佐江「わかりやすく言えば、二人で一緒に長生きしようね、ってことですよね~。丁度この間、彼とそういう話をしてたので・・・。」
(戸が開く)
勝也「おばあちゃぁ~ん!いるぅ~?」
さえ「ん~?誰かね」
幸子「見てきましょうか?」
勝也「(あがりこんできて)誕生日おめでと!ほら!カステラ買ってきたよ。ってお客さんですねぇ。こんばんわぁ~いらっしゃいませぇ~♪」
さえ「ああ、かっちゃん、きたの」
美佐江「勝也さんっ!」
勝也「美佐江ちゃん!」
さえ「あら。」
幸子「知り合いなの?」
美佐江「うん」
勝也「どしたの。こんなところで」
美佐江「勝也さんのおばあちゃん?」
勝也「うん。ほら、こないだ話したじゃない。カステラの話。」
美佐江「じゃ、やっぱりあのお話のおばあちゃん?!」
さえ「あれあれ。」
幸子「って、美佐江のラブラブ彼氏さん、ですか?」
さえ「美佐江さん、私と かすってらぁ~♪ 」
(笑い声)

ひそひそとした感じで・・・。
勝也「俺たちも濃厚であまーく、ね!」
美佐江「バカっ!」