かわいた風に|For Dry Wind |1997|13th[Thanks for everything – 2000]


かわいた風に

1997.10 
乾いた風に 

かわいた風に

1997.10
乾いた風に

1.朝もやの中 鳥たちの声が響いてる
  息を潜め  飛んでゆく 空 見上げている
  少しずつ 白く輝いてゆく

  気合入れなおし 靴紐結んだら いつものように帽子かぶりなおし
  さぁ 朝の 透き通る空気 吸って

     今始まる街の朝 今始まる今日の君を
     この手で受け止めて歩こう
     乾いた風に 体 あずけて。

2.この辺じゃ高く、遠くまで見渡せる公園へ 向ってみよう。
  太陽が山の向こうから少しずつ世界変え始めてる。

  全くお手上げでどうしようもないことを 
  よなかじゅう考え込んでいたけど
  んん・・・ 大した問題じゃないね きっと

     今始まる街の朝 今始まる今日の僕を
     気負わず受け止めて歩こう 乾いた風に体あずけて。

   ああ あふれている こんな心地いい 香りの中
   ああ つつまれてく 優しく 力強く 光の中
   ああ 何もかもが輝き始める 輝いている
   さぁ 透き通る空気吸って

     今始まる街の朝 今始まる今日の君を
     この手で受け止めて歩こう
     乾いた風に 体 あずけ

     今始まる街の朝 今始まる今日の僕を
     気負わず受け止めて歩こう
     乾いた風に体あずけて。 ==================

2008年02月27日22:06
曲の紹介を書きながら、過去に戻る、ということは、なにもマイナスなことだけとは限りません。 過去を懐かしむ。 過去は過去。 これからをどう生きるか、そういうことが大事ですね。かといって、人生一度きりですから、そんなにたくさんのことを同時には出来ない中で、取捨選択して毎日を刻んでいく。そうなると、過去もとっても大事です。次に紹介するのは、「乾いた風に」。作曲したときは、pianoのコンチェルトを作る予定だったものです。 実際、著作権を上げてしまった曲があるので、それは出せませんが、そこから派生して歌モノにしてみたのがこの曲です。 ので、これもインスト上がりの曲です。 女性のボーカルで、歌詞を変更して、アレンジをしなおしたいなぁ、と常日頃思っています。 もう一つの候補が、ガッドギターのインストにしてしまいたい欲望。 歌詞が変に前向きなのは、ご愛嬌です。 ま、自分のボキャブラリーではこれが限界。限界前向きソング。これ以上前向きにはなれない・・・。 ま、わざわざ暴露しなくてもい話ですが、別れたかみさんと出会った頃に作っていた曲ですね。 千葉に住んでいました。中山競馬場の近くです。 当時、千葉県の下水は、匂いがものすごくて、お風呂にはいるにもその匂いを我慢しなくちゃならないほど、匂いフェチのおいらには劣悪な環境でした。 原木中山駅が最寄です。 ニッケコルトンプラザに歩いていけるところです。 で。 結果として、自宅に引きこもるなんてとても出来ないので、ふらふらふらふら外出していたんですが、空気が美味しい山の上にある公園なんて、最高なわけですよ。最高。 そこに、暗いうちから出かける。 そうすると、気分が晴れて一日が気分良く過ごせる。 ↑当時無職。いわゆる自称ミュージシャン。金は使う一方。 帰りに、千葉と東京を分ける大きな川が流れているんですが、その河原でよく歌ってましたね。 ま、そんな風景を懐かしく思い出します。 当時としてはよくこんな変な曲を書いたもんだ、というのが今の感想(^^) では