圧巻でした。ケイ赤城トリオ!

ジャズってなんだ?!

と基本的な疑問に戻る(笑)

今日のトリオの演奏は、キチンと計算されて、譜面的な事柄がちゃんと決まっている演奏モノでした。

普段のジャズ=二度と同じ演奏ができない、と言う土台ではなく、
変拍子を含め、3人がユニゾンしたり、戻るタイミング含め、ちゃんとアレンジされているものがテクニカルに演奏されている世界。

パッと聴くとフリージャズの分野に聞こえますが、決め事がちゃんとがっつり。

実はこっちの方が好きです。

もちろん、アドリブもふんだんに入っていますが、基本的にはアレンジがしっかりなされていて、その上で演奏内容そのものは各自で詰める、みたいな。

という事で、ケイ赤城さんの最新版と、本田さんのライブで演奏されていた曲が入っているアルバムを購入。

記念に写真も撮らせていただきました。

ケイ赤城さんのプレイで気になっていた点をご本人に聞いてみました。

それは、伴奏と思われる演奏と、メロディと思われる演奏の音量や抜けの違い。
主に左手の伴奏の音量と、ピアノメインに戻ったときのメロディラインの音量が果てしなく計算されていて全く別の人が別のボリュームでPAから出ている位に違う。

伴奏とメロディ。

同時に展開している時もその違いを意識して弾いているんだと思うけれど、どうやっているのか。

工夫してます!!!

とだけ(笑)

そりゃ教えようがないのかもですね(笑)
ただ、物凄く考えて工夫されている事は分かりました。
聞かれる事があったらそのすごさを是非体感してみて下さい。

この音量コントロールと同じ事を、ドラムの本田さんもやっていました。

とにかく演奏の中での音の粒の強弱がしっかりしている。

だからこその変拍子のスムーズさと言うか美しさなのかな。

あんなに一音ずつに気を配って演奏している人達を初めて見たかもしれない。

もちろんこれまで見てきたピアニスト、ドラマーも気を配ってはいると思いますが、このトリオの凄いのは3人とも、と言うところなんじゃないかな。

見に行けて良かった♬

今日はいくらでも感想書けそう。

ま、過ぎない程度にしておいて(笑)

今年は矢作ジャズナイトは三回ありました。

終わってみれば今年も皆勤賞!
会社の理解や助力もあって顔を出せています。

そして毎回毎回、新しい素晴らしい演奏を運んできてくださる矢作ジャズナイトの運営の皆さんに感謝です!

お疲れ様です!
そしてありがとうございます!

また来年よろしくお願いします!

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