地平球 13th[Thanks for everything – 2000]から
このページはこの「地平球」という言葉についてです。
そもそも地平線、という言葉に小さい頃から違和感を持っていました。
地平線とか水平線。 水平線って丸いじゃん。丸いって球じゃなくて??
ま、丸くてもその「キワ」の線の事を言っているんだと思いますけれどねww
向かにアニメで「海のトリトン」というのがあって、その主題歌でも歌われています。
主題歌は、
「水平線の向こうにはあああ なにがなにがあるのだろう
だれもみない ・・・」
水平線とか地平線って人々の郷愁を誘うのかもしれませんね。
さて。そんなことを思春期に思っていると、衝撃を受けます。
トーマス・ドルビー いやぁ こんな音楽があるのかと。
ヒット曲から紹介。
Thomas Dolby – She Blinded Me With Science
僕はこの曲は後から知ったんですよね。
だからあまり思い入れはないのですが・・・。
ラジオから流れてきた最初に出会ったのが THE FLAT EARTH
前衛的!!
映像とシンセサイザーが台頭してくること。デビットボウイやロキシーミュージックやデュランデュラン、英国音楽がパンクよりも洗練された旋律やダンスミュージックという社交的な方向性に向かってヒット曲がどんどん生まれてきた時代。
ラジオで知ったので、映像は有りませんでした。
すぐにレンタルレコード店へ行って(そういう時代でした。)借りてきて。
で、その歌詞なんですが、著作権の問題があるといけないので原文は書きませんが、
直訳するとこんな感じです。
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地球はあなたがそれを望むどんな形でもあります
どんな形でも
暗く、寒く、明るく暖かい
長いか薄いか小さい
しかし、それは家にいると私が今まで持っていたすべて
そして、なぜ私にとって地球は平らなのか?
友人はしばしばなぜ私に尋ねた
私は身長に敏感です
私は周りを見て、言うだろう
うーん、私は免疫であると思った
私のすべての人生は私が待っている
どんな言葉も与えられる
それは聞こえて叫んでいた
思い出してください
地球はあなたがそれを望むどんな形でもあります
どんな形でも
暗く、寒く、明るく暖かい
長いか薄いか小さい
しかし、それは家にいると私が今まで持っていたすべて
そしてなぜ私のために地球は平らなのだろう
今夜は島を嵐に変えろ
そして、彼らが悪魔の種をこぼしたとき
向きを変えて風に直面する
あなたはまだ信じていた
あなたは免疫だったと信じていた
あなたが欠けている愛があれば
あなたの心を見てください
誰か家にいますか?
思い出してください
地球はあなたがそれを望むどんな形でもあります
世界中で
しかし、私にその光線を指さないでください
私はただ爆発するかもしれない
あなたの魂に埋もれている石があります
そして愚か者だけがロックンロールの死を責めるだろう
そして時間がたつにつれてあなたは理解するようになるでしょう
平らな古い地球はあなたの優しい手の中にあります
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前衛的だww
僕は形の事を問いたいのではないけれど、この歌詞を見て思ったことは、
目に見えるものも目に見えないものも、自分にとってそれが「なになのか」を
考えるときに哲学的に対象物の形は変わる、という認識でよいのだろう、
という事だった。
目に見えるものを乗り越えていくときに、
目に見える形だったり意味だったりするものが
自分にとって変化していくもの、
そして乗り越えた時に観るその形は乗り越える前とは違ったモノだったり、
むしろ懐かしいものだったりする、という考え。
地平線を地平球と言い換えたところで現実が変わるわけではないが、
地平線ではな地平「球」が見えている彼方への郷愁というか。
最近流行でいうと「一週回ってなんとか」的な事だったりするのかな。
それがボトムにあってのボクの「地平球」が生まれました。
音楽的なつながりやインスパイアはどこにもないけれどww
さて次のページは収録アルバム【Thanke For Everything 】の紹介です。