ここのところ音楽系ブログでもなんでもなく、愛犬の話題を書いてきました。

りく。
さよなら。
おやすみ。

昨日の午前中に動物病院に連れて行った帰り道に、
逝きました。

14年8か月と4日。

コーギーが15歳生きれば大往生とのこと。
充分、天命を全うしました。

痛がらず、苦しまず。
最後にりくを撫でてあげたのは、後部座席に一緒に乗っていた息子でした。
自分も会社はお休みの日。
ムスメも助手席にいましたから、ひっそり一匹で、という寂しさはなかったと思います。
選んで逝ったのかな、と思います。

それでもあきらめられず、しばらく心臓マッサージをしている間、
まだ暖かいりくの体を感じながら、何かの間違いでもう一度息を吹き返さないか、
そう願っていました。

歩けなくなって、
食べれなくなって、
飲めなくなって。

医師の言う通り、早かった。あっという間。

リク名前ですが、登録名、本当は「ダンディーファイター」
おじいちゃん、立派に最後まで戦いましたね。

某小学校のピアノを借りて、葬送の小さい曲を奏でさせてもらいました。
譜面があるわけでもなく、思ったように勝手に弾いていますので、曲調はごくごく簡単なものです。
できれば暗いものではなく、明るいトーンで天国に送りたい、と、そう思いながら、カメラは娘に回してもらいました。

2小節ほど、父への葬送曲のモチーフを突っ込んであります。
亡き父もりくのことを気に入ってくれていました。
絵も描いてくれたり。

思い出話を始めると止まらない。
そう思います。
一番過激ないたづらは、当時リヴィングの半分をりくのスペースにしていて、(独身だったので広すぎるマンションの一室を上げてもよかったぐらい)
スペースの中を自由に動けるように、オリではなく、宅内リードで仕事にふぇかけていたのですが、
そのリードを食いちぎって、家じゅうを破壊して回るという。

ベッドにも上ったらしく、布団はちぎれ、マーキングだけではなく気持ちよかったのかうんちもすごかった。
ま、めちゃくちゃ、でしたね。何せ当時ブラウン管のテレビ28型の電源を食いちぎり、テレビ台ごと引き倒し、
畳の部屋にもPIANOにもマーキング。

被害状況を先にお伝えしましたが、何も知らない自分は帰宅して、玄関でにっこりとりくが「おかえり!」と待っていたのでびっくり。
被害状況を見てさらにびっくり。
怒る気にもなりませんでした。

自分のデブ対策で近隣の公園によく出かけました。
ジョグするときにはノーリードで並走したり。
好奇心旺盛なくせにビビりで姿が見えなくなると速攻戻ってくる。
そんなワンコでした。