家に入れない・・・|2006年11月14日

家に入れない・・・|2006年11月14日

帰宅。

鍵開け。

内鍵がかかっている。

ん?
なぜゆえ?
どういうこと?

あ、母か。
母だろう。
呼び鈴だよ。中にいるんだ。きっと。

出ないよ。
トイレかな。
ベランダで聞こえないか?
あ、携帯、架けりゃでるよ。きっと。

母「ん?いま家にいるけど?なに?」
俺「あーそう・・・」

ってことは猫か。
猫しかない。
猫?猫が内鍵かけるか?
いや、十分ありえる・・・。
ドアのポストの上に上ってドアノブで遊んでるからな・・・。
外に出たいときとか・・・。ガチャガチャやってることあるし。
やっぱり猫だ。

いや、泥棒が入った?
で、内鍵して逃走?
ん?そういうこと?
まづいじゃん・・・。

いや、理由考えてる場合じゃないよ。
入れないジャン。自分の家に・・・。

あ、非常はしごで上の階の人に頼んでベランダから入れば鍵、あいてるよな。
よし。
それだ。

留守だよ・・・。

隣!隣だよ。隣!

留守・・・。

駄目ジャン・・・
入れないよ。家・・・。

あ、管理人さんに相談して何とかしてもらお・・・。
管理人さん「いやぁ・・・なんともできないですよ・・・。提携してる業者さんに連絡すれば何とかなるんじゃ・・・ここの電話番号ですねぇ・・・」
そりゃそうだよ。専門家ね。うん。きっと一万円ぐらいかかるんだろうなぁ・・・。
俺「あの、なんか、針金とか、紐とか、ペンチとか貸してもらえません?」
管理人さん「え?あ?ああ・・・。なんとかやってみる?」
俺「ええ。」
管理人さん「外から侵入ってできないのかなぁ」
俺「どうなんでしょ・・・」

無理だよ、無理。だって、おいらにできたら困るじゃん。泥棒入れるって事でしょ?
管理人さん「まー見てみますか」
俺「・・・」
管理人さん「やっぱり無理そうだね」
俺「ですね・・・」

結局針金とペンチ借りたからま、無理だと思うけどなんかやってみるか・・・。
あ、携帯だよ。携帯鳴ってる。
母「で、はいれた?」
俺「・・・まだ」
母「何とかなりそうなの?」
俺「今チャレンジ中・・・。ってことで、切るね」
母「じゃ、頑張って。」

って、どうしようもないじゃん。
(中略)
母「で、進んだの?」
俺「来たの・・・」
管理人さん「外からじゃ無理でしょ」
母「ちょっと見せてみ」
俺「うん。専門家呼ぶか・・・」
管理人さん「電話する?」
母「引っ掛けられるような固めの針金があれば何とかなる?なりそう?実家から取ってくるよ」
管理人さん「じゃ、また何か手伝えそうだったら言ってくださいね」

電話しヨ。
あきらめた。
こりゃ無理だよ。
サービス会社「そうですねぇ・・・今から維持感ぐらい現場に行くのにかかりますよ。値段は一万円ぐらいですかねぇ。最終的にはロックを切断とかになるんじゃないでしょうか」
俺「・・・。もう一回考えてかけます・・・」

やっぱ痛いよ。その出費は。っていうか、一時間かかってきてからどうするか考えるんだよねぇ・・・。
もう少しやってみるか。
その前に一服しよ・・・

母「これで引っ掛けられる?内側のロック。もって来たよ。」
俺「・・・。わからん。」

格闘開始。
手も入れられないからなぁ・・・。
よっしゃ!引っかかった!
これでドアポストから入れた針金に結わえて、と。
で、ドアを閉めて引っ張れれば開くはず・・・。

「カタン!」

あきました。
あいたぜ!
あいちゃったじゃない!

ええと。
泥棒は入ってませんでした。
針金とペンチは管理人さんに返却。感謝として柿を二個ほど。
開いたことにかなりびっくりな状態。
そりゃそうでしょう。
母もおいらもびっくりしてますから。

そして、その後ドアの内鍵(バーロック)を撤去いたしました・・・。

いたづら、ほどほどにね・・・。ニャンズ達よ・・・。

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