フィフティー・フィフティー
フィフティー・フィフティー
1)
流れ行く雲を仰ぐ
穏やかに流れる風
春の兆しがまだ見えぬ頃
行き交う人々は足早に。
生き急ぐ若き頃の
情熱が溢れていた
まるでこれから激しく君に
吹き付ける風のように
答えのない日々の中で
見つけられるものは
目の前に広がる 果てしない空のように
希望に満ちた湧き上がる力を信じて走っていた
向かう先に何があるかなど構わずに
2)
流れた時への思い
置いてきたものも数知れず
背負える荷物 選ぶことしか
できない季節もあった
後ろから聞こえてきた
時代の足音がいつか
横に並んで追いこす
紛れた音は聞こえない
急ぎすぎた日々の中で
見つけた自分らしさが
流されていく雲のように 行く先の自由がない
ここまで来たこと 誇るだけで 明日を生きてゆけるのか
向かう先にまだ超える山が待ち受けているはずだ
※CHORUS
いつの時にも
五分五分だろう
行けるか否か
五分五分だろう
いつの時も 今も昔もそんなことは変わらない
振り返れば怖くなる
一度止まれば動けない
振り返れば見えなくなる
自分の前にあるもの
ボールを抱えまっすぐ走る
そのためにできることは
流れ行く雲を仰ぎ
自分の風を見極めて
春の兆しがまだ見えぬうちに
五分五分の明日にかけていこう。
※CHORUS
いつの時にも
五分五分だろう
行けるか否か
五分五分だろう
いつの時も 今も昔もそんなことは変わらない