JAZZの講座に行ってきました。

講座受講というと恐れ多いんですが、講師の佐藤允彦さんの頭の中を覗いてみたかった、という動機です。
今回第一回と言っていたので、2回目があればまた受講したい。

なによりも距離1メートルのところで鍵盤の上を踊る指使いがみられたことに興奮。
マネできるような世界ではないけれど、見られたことがなかなか感動モノです。

最後の質問コーナーで1曲演奏をリクエストされた方がいて、曲としての演奏も見られました。

出席者がかなり高齢層。
僕ですら相当な若手な感じです。

握手、していただきました。
ブルースの時代背景なんかも質問にきっちりお答え頂いて恐縮。
恐れ多くも僕と同じような結論でした。
大学の時に留年した際に、ゼミの選択変更をする必要があって、その時に黒人文化論の先生のところにご厄介になっていたんですが、
その流れで、卒論は「ブルース」。

何かの縁というかベクトルがそうさせたのかな、と思ったのは、今回の講座が始まってすぐ。

佐藤允彦さんの講座は、冒頭から時代背景の説明。
カラードの差別を当然としていたアメリカの文化論からでした。

いやはやww
懐かしいww
そういう勉強をきっとしていたはずだったワタクシ。
わたくし、一応、卒業できているので、学士としては黒人文化論の云々を語ってもよい逸材なわけですが←えww
ま、履修していた内容にほぼほぼ合致する内容で、「あーこれはこういうループしてくる人生の流れなんだなぁ」と思ってしまいました。

JAZZというと受講した後でも崇高すぎて手におえないイメージが強いのですが、
POPSでもROCKでもジャンル分けにあまり意味を持たないと思っているクチなので、
とても「編曲」的な側面でためになりました。
当時はブルーズを研究して、
現在はJAZZを聞きかじっている。
ずっと変わらないブルースの「形式的」な位置づけ、「空気感」としての位置づけ、ともになるほど!という感想です。
恐れ多いかもしれませんが、感覚としてとても近しい考えをお持ちだったんだな、だから惹かれたんだろうな、とも思いました。

会場の雰囲気。

一番前で受講。

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