2016-003 父へ / For Father , Dear My Daddy

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2016-003 父へ / For Father , Dear My Daddy
2016/03/15 07:08
桜の季節に父がなくなりました。

このピアノ曲ををかけながら、
親父と二人で通夜の後を。

亡くなった当日15日は父を病院から自宅に母と連れて帰りました。
16日の朝、出掛ける前に弾いた父への弔いです。
音符は父がくれた、と思います。

ただ何も考えずに鍵盤に向かって。
ただただ鍵盤を。
だから後から聴いても他人が弾いてるみたい。
もう一度弾く、のは無理だと思います。

遡る14日の夜、つまり父がそのまま永眠する就寝。
その頃に、次に子供達を連れて会いに行ける日をいつにしようかな、と、呑気に父の事を思いながらギターを弾いていました。
母から父の調子が日中良かったことを聞いて、あまり眠れない父がゆっくりと眠れるといいな、と、おやすみのつもりで弾いていたギター。
そのままFacebookに投稿したんですが、まさかそのまま逝くとは。

だからそのモチーフをピアノに置き換えて少しだけ使っています。

ピアノを与えてくれたのは父。
その父をピアノで送りたい。
ピアノを贈りたい。

葬儀の式場に我が儘を言って通夜・葬儀に会場でかけてもらいました。

静かに時間が流れていく。そんな気分です。

前夜のギターも思い出です。

おやすみ

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